理事長Q&A 2022.09.03 2022.08.03 Globalization and Diversity CMBグループは海外からの学生の受け入れを開始して約10年が経過しました。今や日本を含めて約10カ国の学生が本学で勉強をしています。 表題のGlobalization 地球規模化とDiversity多様性は近年の本学園のキーワードになっています。国や人種や宗教や社会の異なる学生が、同じ教室で日々学ぶ事の価値は正にこれからの世界に必須の要素と考えています。 昨年からは本格的にSDGsやLGBTQへの取り組みや授業での検証もスタートしています。CMBグループはこれからもアジアや地球的規模でグローバルに活躍できる人材育成に引き続き取り組んで参ります。 私の夢は、日本の現在の教育を学歴偏重型から人間力優先型に変えていく事です。日本は幸せの価値観が少しお金に偏りがちな傾向があります。良い大学を出て、大企業に就職して地位を向上させてお給料を多くもらうことも幸せのひとつです。勉強はとても大切ですし、頑張ってほしいのですが、頭が良いのに、周りがうらやむような会社に入ったのに、苦労してる人は少なくありません。日本以外の先進国には、「お金ですべての幸せが手に入るわけじゃない」って心から思っている人たちがたくさんいます。私も、社会生活のなかでいちばん基本となるものは、地位でも財力でもなく、その人の「心」だと考えています。皆さんには人と社会に関わることの重要さを理解して、人間として生きていくために大切な、心を身につけられるようになって社会で活躍していただきたいと思います。 そのためには、人と接しながら、学びながら、「なにが自分にとって必要か」を常に考え続けるることが大切です。私自身、先生方や家族と共に幸せに生きていく事が目標で、いちばんの喜びでもあります。 瀧澤学園グループは、学生さんも校舎も増えて、カリキュラムや授業内容、活動が年々グローバルに多角化しています。成長という意味合いでは、まったく予測不能なこれからのCMBにどうぞご期待ください。 学校法人 瀧澤学園 理事長 後藤康夫 Yasuo Goto